2011年7月31日日曜日

パチスロ実機配信に関しての警鐘

以前から、ニコニコ生放送で、パチスロやパチンコの実機を購入し、それを打ちながら生放送を配信するということをやっている人が多くいるが、それらの番組間で視聴者獲得のためのバトルがヒートアップしているようだ。



昨日、とある人と飲んでいた時のお話で聞いたのだが、9月に導入予定の【マジカルハロウィン3】に関して、既に購入予定ということを発表している人達が、現代段階で17人もいるらしい。



しかも、それらの配信予定日が、ホール開店初日と重なるというのだから、驚きである。



だが、パチンコやパチスロメーカーは、原則としてパチンコホール以外に機械を販売してはならないという規制がある。



つまりはメーカー側が直接一般の人へ販売するわけではなく、もちろん業者へ販売したわけでもない。



恐らくは、ホール側に納品された実機を、設置前に業者が買い取り、それを当日に一般プレイヤーへ売却するのだろう。



こういった流れは、セキュリティ対策の面から考えて、今後大きな問題へ発展していく可能性が高い。



セキュリティ対策、つまりは【ゴト対策】である。



一般的に、ゴト師はどこからか実機などを購入し、それらを分解・分析をして、ゴトができそうな箇所を探していく。



その過程の中で、いくつかの方法が実際にホールに於いて実践されて、被害が確認されて、初めて【ゴト行為発生】となるわけだが、それらの実機はもちろんそういったルートへ流れないのが一番望ましいし、それを防げなかったとしても遅ければ遅いほど望ましいわけである。



では、今回の件とそれが、何の関係があるのだろうか?



一番の問題は、ホール導入開店初日に一般の人が実機を手に入れることができるという状態が問題である。



ということは、即ちゴト師もまたホール導入開店初日に入手できるということに他ならない。



しかも、今回は最低でも17台もの台数が市場に出回るということは、今後はそれ以上増える可能性もあるのであろう。



これは大変な問題である。



では、今までゴト師は実機を入手することができなかったのか?というと、意外とそうではない。



それはそれで結構早い段階で実機を入手してきたに違いない。



しかし、それはそんなに多くの台数ではなかった。



だが、今後は相当数の台数がホール以外の以上へ出回ってしまう。



具体的には、【基板交換ゴト】をされる可能性があるほどのサンプル実機が出回ってしまうことが問題になるであろう。



実は、ホール以外の需要を満たすために、導入初日から実機が出まわることは過去にも二度ほどあった。



一度目は、攻略雑誌に解析情報が掲載され始めた頃だ。



二度目は、ゲームセンター用に出荷される需要が大きくなった時期である。



ゲームセンターへの需要が大きくなってきた時は、実はさほどの問題もなかったわけであるが、問題は一度目の時に起きた。



攻略誌が機種の解析情報を掲載することは、発行部数に大きく影響した。



故に、できるだけ早く解析情報を載せようということで、攻略誌が設置する前の実機をホールから買い取るというケースが増えてきた。



さらには開店前に解析情報が掲載される、なんて事態も出てきた。



メーカー側はそれを重大と受け止め、結果業者や攻略誌などに設置前に売却するホールを追求し、それらをやらせない方向へ持っていった、といった形で最後は落ち着いた。



それ以後は、攻略誌も解析はするが、その解析情報を掲載するかどうかは、メーカー側へお伺いしてから掲載する、という情報規制が敷かれた。



過去にはそういった経緯があったのである。



今回また設置前の実機が市場に大きく流通することになってきたわけだが、一波乱ある流れになるのではないだろうか。



そのように感じる次第である。